降圧剤について

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　降圧剤（高血圧治療薬の総称）とは、高血圧を治療する薬ではなく、高い血圧を薬の力で強引に下げる薬です。
血圧が非常に高い状態が続いた場合、脳梗塞などを引き起こすリスクが高まるため、やむをえず降圧剤が必要な時があります。
一時的な使用は仕方ありませんが、長期間飲み続けるものではありません。
降圧剤を使って血圧を下げるということは、身体に不自然な負担がかかり、少なからず副作用があります。
医師の指導のもとに適切な用量・用法などを守って降圧剤を服用しましょう。

　降圧剤には色々な種類が存在します。
カルシウム拮抗剤、ACE阻害薬、利尿剤、α遮断薬、β遮断薬などがよく使われますが、他に何種類もあります。
国内で一番使われている降圧剤はカルシウム拮抗剤で、これは血管を弛緩させて細胞の働きを弱める作用があります。
このカルシウム拮抗剤ですが、がんを発生させる副作用があるのではないかという医者の見解もあり、使用には注意が必要です。

　安価で手に入れられる降圧剤として、利尿剤も使われることが多いです。
しかしながらこちらも血圧を下げる効果自体は高いのですが、副作用などが未知数であり、使用は危険と隣り合わせといえます。

　仕方なしに降圧剤を使わざる得ない場合、副作用があること諦めるしかないのですが、そうなる前の段階で手を打ちましょう。
生活習慣や食生活の改善など、高血圧の降圧治療は早期に始めることが肝心です。