酵素について
酵素は、あらゆる生命の営みに関わっています。
また、私たちの体内の酵素量は、生命力を表すバロメーターとも呼ばれています。我々の体内には、分かっているだけでも3000〜5000種類もの酵素があり、それぞれが働くことで生命活動が維持出来ているのです。
細胞単位で考えても、その数は桁違いの量になります。
酵素には、様々な働きがあり、一つの酵素は一つの働きしかできないという特性があります。
それぞれの酵素ごと、働ける種類や反応が一つに限られているからです。
体内では相当数の化学反応が起こり、その種類も膨大であるため、生命を維持するには非常に多くの種類の酵素量が必要になります。
毎日食べる食品も、それぞれに含まれる栄養素を消化し、体内に吸収し、エネルギーに変換されます。これらの反応には「消化酵素」使われています。
体内に吸収された栄養素が、それぞれの活動を営むときに「代謝酵素」がその媒介をおこなっています。
まさに、酵素なしでは生きていけません。酵素の働きが、美容や健康、免疫力強化といったあらゆる生命活動に関わっています。
また、消化酵素だけでも24種類あり、動脈内には98種類もの酵素があります。
それぞれの酵素には、役割分担でそれぞれの種類の働きがあります。
そのため、ある種類の酵素が欠乏しただけでも、生命活動に支障をきたすことがあります。
酵素の欠損が原因で、難病になるケースがあります。
酵素は温度にも敏感な性質があります。
酵素の働きが最も盛んになる温度は、36〜37℃といわれています。だいたいこの温度は、すこし身体が温まった時の温度です。新陳代謝を高めることで、酵素が働きが盛んになるといえます。
また、酵素は熱に弱く、42℃を超えるあたりから壊滅してしまいます。
酵素は、大まかに「体内酵素」と「体外酵素」に分類されています。
体内酵素は、消化に関わる(消化酵素)と、全身機能の営みに関わる(代謝酵素)に分けられます。
体内酵素は体内で作られる酵素で、潜在酵素ともいわれます。この体内で作られる潜在酵素の量には、限界があるといわれています。そこで、もう一方の体外酵素を、食物などから取り入れる必要があるのです。
この体外酵素は(食物酵素)ともいわれています。
酵素が足りないと、健康の大前提が崩れてしまいます。
食生活で補えない食物酵素は、サプリメントなどで補いましょう。
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